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大型犬・犬のシャンプーやり方│濡れたくない人必見│トリマー流

大型犬 シャンプー

大型犬をシャンプーするには、自分も全身びしょびしょにならなきゃいけないと思っていませんか?

実は、濡れずに犬のシャンプーをする方法があります!

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家で大型犬をシャンプーすると、自分の方がびしょ濡れになるんだよね

濡れずに洗う方法ないかな??

シャンプーをしていると、もれなくブルブルをされて全身びしょ濡れになるのはあるあるですよね。

でも、大型犬のシャンプーも濡れないようにシャンプーはすることは可能なんです。

今回は、トリマー歴10年のつきこがシャンプーのやり方を伝授しますよ!

10年間たくさんの犬を洗ってきて編み出した方法です。

難しい技術はなにも必要ありません。

いますぐ実践できるやり方なので、是非試して見てくださいね。

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サイト管理人

大型犬のシャンプーびしょ濡れにならなくても大丈夫

大型犬に限らすシャンプー中のブルブル、絶対やりますよね?

ブルブル〜ッとされるとこちらまで全身びっしょりに、、、

もう、そんな日々とはおさらばしましょう!

シャンプー中にブルブルされない。

そして、仮にされてもほぼ濡れずに済む方法があるんです。

大型犬を濡れずに洗う3つの手順

犬がどんな時にブルブルをするのか分かれば、大型犬を濡れずにシャンプーすることは簡単です!

実は、犬がブルブルをするのは、「顔を濡らした時」なんです。

犬は耳に水が入った時や顔に水がかかるのが嫌だった時など、不快なものを取り除くためにブルブルをすると言われています。

ブルブルされずにシャンプーをする具体的な手順は、次の通りです。

濡れずにシャンプーする方法
  • 体だけを洗う
  • 体の水気をしっかり取る
  • 顔だけを洗う

手順を追って解説していきます。

1.体だけ洗う

まず、絶対に顔は濡らさないでください。

顔は濡らさず体だけを濡らして洗いましょう。

お風呂場などでシャンプーをする場合、自由に動き回れる状態だと飛びかかってきて濡れてしまう可能性もあります。

ワンちゃんが嫌がらなければ、浴槽に入れて洗うのが良いと思います。

しっかりシャンプーを泡立ててから、体に泡を乗せてあげましょう。

ゴシゴシ擦る必要はありません。

泡で撫でるだけで汚れは充分落ちます。

1度で汚れが落ちきらない時は、2回洗いをしましょう

2.体をしっかり拭く

体を洗って泡をしっかり流した後は、しっかりタオルドライをしましょう。

ここでしっかりと水気を拭きとることが大切です。

ゴシゴシと拭かずにタオルを押し付けるイメージで拭いてあげてくださいね。

お腹の下やしっぽも忘れずに!

3.顔だけ洗う

体をしっかり拭いたら、いよいよ顔です。

顔に水をかけると、高確率でブルブル攻撃が始まります。

ですが、すでに体の水気をとってあるので、濡れる事はありません。

この時も、ゴシゴシこすらず泡をのせて撫でるだけにしてください。

顔を洗う時は、鼻に水が入らないように、そして目にシャンプーが入らないように注意しましょう。

鼻に水が入らない顔の濡らし方

顔に水をかける時は、鼻を上向きの状態で顔を固定し、後頭部から少しずつ濡らしてください。

シャワーは、ヘッドを浮かさないように肌にくっつけながら滑らせてあげると嫌がらずにできる子が多いです。

もし、それでも嫌がる時は無理にシャワーを使わず、スポンジやタオルを使いながら洗ってあげると良いでしょう。

この方法は、マズルが長い子向けの顔の洗い方です。

パグやフレンチブルドッグなどの短吻種、つまり鼻ぺちゃの犬はやり方が変わるので、注意してくださいね。

  • 顔を濡らさずに体を洗う。
  • 体の水気をしっかり取る。
  • 最後に顔だけを洗う。

この手順をしっかり守れば、全身びしょびしょになりながら洗うなんて事はもう無いはずです。

家でシャンプーをするときの注意点5つ

自宅でシャンプーをする場合、気をつけてほしいことが5つあります。

セルフシャンプーの注意点
  • 鼻に水が入らないようにする
  • 目にシャンプーが入らないようにする
  • ゴシゴシこすらない。
  • シャンプーの後は耳掃除を必ずやる。
  • 無理矢理やらない

では1つずつ見ていきましょう。

鼻に水が入らないようにする

顔を洗う際、絶対に鼻に水を入らないようにしてください。

人間の場合、鼻に水が入ってもさほど影響はありませんよね。

しかし、犬の場合はそうはいきません。

犬の鼻に水が入ると、命に関わる位とても危険なんです。

犬の鼻に水が入って引き起こること
  • 誤嚥性肺炎を起こす可能性がある。
  • 最悪、窒息を引き起こす。

このような事態にならないために、顔周りを洗う時は細心の注意を払ってください。

鼻に水が入らない濡らし方(マズルが長い子向け)

目にシャンプーが入らないようにする

シャンプーをする時は、目に泡が入らないように注意しましょう。

シャンプーやリンスは、顔に使う前提なので、ほとんどが低刺激に作られています。

そのため、目に少しシャンプーが入っても、直ぐにぬるま湯で優しく洗い流してあげれば大事に至ることは無いでしょう。

とはいえ、敏感な子は、目にシャンプーが入ると充血や痛みを引き起こす可能性があります。

大事に至ることはないとはいえ、目にシャンプーが入ってもいいことはないので極力入らないように気をつけましょう。

もしも、目にシャンプーが入ってしまったら、間違っても目に直接シャワーを当てたりしないでくださいね!

強い水圧は眼球を傷つけてしまいます。

おでこのあたりからシャワーをあてて優しく流してあげましょう。

元々、眼に傷や炎症があったり、敏感なタイプの子は、水道水ですら目に入ると沁みてしまいます。

そんな時は、人口涙液点眼薬(防腐剤不使用タイプ)を使って目をすすいでください。

人口涙液点眼薬は、動物病院で処方してもらえます。

人用点眼薬は、犬には刺激が強すぎます。
自己判断で犬に人用目薬を使うのはやめてください。

ゴシゴシ擦らない

シャンプーをする時、汚れが落ちるようにゴシゴシこすっていませんか?

それ、今すぐやめてください。

実は、犬の皮膚は赤ちゃんよりも薄いんです。

人の肌の厚みが1.5mm~4mmなのに対して、犬の肌の厚みは1/3〜1/5程度しかありません。

赤ちゃんの体を洗う時に、ゴシゴシこすったりしませんよね?

犬の皮膚は、赤ちゃんよりも薄いのでもっと優しく洗わないといけないんです。

シャンプーをする時は、シャンプーをしっかりと泡立てて、泡をのせて撫でるだけにしてください。

シャワーの水圧と泡で撫でるだけで、汚れは充分落ちるんです。

汚れが落ちきらないと感じたら、2回洗いするとよいでしょう。

シャンプーの後は耳掃除を必ずやる

シャンプー中に、耳に水が入るのを怖がる必要はありません。

トリミングサロンによっては、耳の中にわざと水を入れて、洗う所もあるくらいです。

耳に水が入ることによる、犬への影響はほとんどないです。

しかし、ずっと水が入りっぱなしはちょっと話が変わります。

水がお耳の中に残ったままだと、炎症引き起こします。

代表的なものは、外耳炎や中耳炎です。

ブルブル〜っとするだけで水は抜けますが、万が一残っていると大変なので、シャンプーの後は必ず耳掃除をしてください。

犬の耳掃除は、綿棒を使って優しく拭きとるだけで大丈夫ですよ。

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耳掃除は鼓膜を傷つけそうで怖いなぁ、、

つきこ
つきこ

犬の耳の構造は、人とは違うので安心してください

犬の耳の構造
引用元:ALL動物病院行徳

犬の耳の中はL字になっていて、曲がった先に鼓膜があります。

そのため、綿棒を少し入れたくらいで鼓膜に当たることはまずありません。

水が残っていて炎症がおきる方が怖いので、シャンプーの後は必ず耳掃除をしてください。

無理やりやらない

自宅でのシャンプーを嫌がる時は、無理せずプロに頼みましょう。

犬は一度嫌な思いをすると、一生忘れません。

無理矢理やると、トリミングが嫌いになってしまうんです。

つきこ
つきこ

今まで問題なくトリミングができていたのに、たった一度のトラウマで病院で麻酔をしないと、触れなくなってしまったワンちゃんも知っています。

犬にとって、トリミングは必要不可欠な行為ですし、一生付き合わなくてはいけない定期行事です。

嫌いだからってトリミングをやらないわけにはいきません。

愛犬の将来のためにも、なるべく嫌な思いをしないようにしてあげてください。

自宅でのセルフシャンプーは、費用が浮く反面、事故につながる可能性も0ではありません。

長年、トリマーをしている中で、家でお手入れをして、耳を火傷してしまったワンちゃんや、皮膚が傷だらけで真っ赤になってしまったワンちゃん達を多く見てきました。

愛犬も大切な家族の一員です

家族の健康を守るためにも、ペット保険の加入をおすすめします。

犬の保険・猫の保険なら初回ケガ全額補償

よくある質問

大型犬のシャンプーについてよくある質問をまとめました。

  • ブルブルしてほしい時は

ブルブルして欲しい時は

ブルブルをして欲しい時は、犬の耳にフーッと息をふきかけてください。

すぐブルブル〜!っとやってくれますよ。

まとめ

大型犬のシャンプーを濡れずに行う方法を紹介してきました。

初心者でも、とても簡単にできるので、是非お家で試して見てくださいね。

おさらい
  • 顔を濡らさず体から先に洗う
  • 顔を濡らすのは、体の水気をしっかり取ってから
  • 自宅でのお手入れは、1歩間違えると事故に繋がる可能性がある

顔を濡らすのは、体の洗いからタオルドライまで終わらせてから。

シャンプーはゴシゴシこすらず、撫でるように洗いましょう。

自宅でのシャンプーは、思わぬ怪我に繋がる場合もあります。

動物病院は、保険適用がないので、医療費が高額です。

急な病気や事故で高額な医療費を請求されてしまった・・。
なんてことにならないためにも、ペット保険への加入をおすすめします。

epetで愛犬の病気やケガに備える

コメント

  1. ブルト より:

    記事を拝見いたしました!
    え?!衝撃的です!
    顔が濡れるとブルブルするんですね?!
    し、知らなかった…

    体が濡れるとああなると思っていたので
    びっくりです!
    ちゃんとした手順で洗えば被害を最小限にできる…
    勉強になります!!

  2. ほちょ より:

    記事拝読いたしました。トリマーさんのノウハウが知れて大変勉強になります。ワンちゃんのお顔を洗うとぶるぶるするんですね!知りませんでした。
    また、ぶらぶらさせたい時の方法まで解説されていてすごく丁寧な記事でした。
    我が家も猫を2匹飼っておりますが、やはり保険は必須です。いざという時に困りますので。素敵な記事をありがとうございました!

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