記事内にプロモーションを含む場合があります。

当サイトの記事内には「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。2023年10月1にから始まる「ステマ規制」に合わせ読者の誤認にならないようにコンテンツ作成を心がけていますのでご安心ください。

また、問題のある表現がありましたら、お問い合わせより該当の箇所と併せてご一報頂けますと幸いです。

トイプードル目の周りカット│トリマー直伝トリミング影響しない方法

犬 目の周り カット

「目の周りの毛が伸びてきた、、、」
「でもトリミングの予約はまだ少し先、、、」

こんな時、目の周りの毛をザクザク切っていませんか??

トイプードルは、すぐ毛が目に入るから気になっちゃいますよね。

「愛犬に快適に過ごして欲しい」そんなママたちの愛情、ものすごく伝わります。

でも、正しいやり方を知らずに、邪魔だから〜と安易にハサミに手を伸ばすのは危険です。

今回は、10年間トリマーをしてきた経験を踏まえ、トイプードルのトリミングに影響しない目の周りカットの方法やコツを紹介します。

そして、最後に怪我をさせないためのポイントも解説しているので、ぜひ読んでいってくださいね。

サイト管理人

用意する道具

目の周りのカットに必要な道具は3つです

  1. トリミング用ハサミ
  2. コーム・スリッカー
  3. トリミングテーブル

1初心者用トリミング用ハサミ

ハサミは、必ず犬用のものを用意しましょう。

プロ用は2万円〜10万円程度しますが、家でカットするなら3000円程度の安いものでOKです。

大きさは、5.5インチ(約14センチ)程度の小さいものの方が扱いやすいでしょう。

初心者向けの刃先に丸みがあるものを使うと怪我の危険が少ないのでおすすめです。

文房具ハサミは絶対NG!!

文房具用のハサミは紙を切るために作られています。

怪我をさせる可能性が高いので、使用しないでください。

→プロが薦めるおすすめ犬用ハサミ

2.コーム・スリッカー

毛が絡まった状態でカットをすると、皮膚と毛の見分けが難しく、誤って皮膚を切ってしまう可能性があります。

そのため、ハサミと一緒にコームとスリッカーも用意しましょう。

→おすすめのコーム・スリッカーを見る

3.トリミングテーブル

お顔カットをするときは、できればトリミングテーブルを用意しましょう。

床など、犬が自由に動き回れる場所でカットするのは、難易度が高くなります。

洗濯機や浴槽の蓋の上でカットする人もいますが、足元が滑りやすかったり、不安定だったりすると犬はじっとしていられません。

しかも、中途半端な高さの台だと飛び下りて足を痛める危険性が高くなります。

トリミングテーブルなら、滑り止め付きである程度高さがあるので、安全にカットがしやすいです。

台の上に乗せた状態で目を離すと、台から落下する危険性もあるので、絶対に目と手を同時に離さないようにしてください。

トリマー直伝!失敗しないトイプードルの目の周りカットの方法

トリマー歴10年の筆者が、次回のトリミングに影響しない範囲で、目元をスッキリさせる方法を紹介します。

解説ポイント
  • 切っても大丈夫なポイント
  • 絶対にいじらないで欲しい部分

順を追って説明していきますね。

切っても大丈夫なポイント

切っても良いポイントは次の画像の通りです。

犬 目の周りカット 解説

鼻の上を目の幅程度まっすぐ切るようにしてください。

この時注意するのはいっぺんに切らないことです。

ハサミを大きく開いていっぺんに切ろうとすると犬が動いたときに怪我をさせる危険性があります。

そのためハサミは、刃渡りの半分ぐらいまで開いて、少しずつ切るようにしてください。

絶対いじっちゃダメなポイント

もしも希望のカットの形がある場合、次の部分は絶対にいじらないでください。

犬 カットしちゃダメな部分

マズルのサイドの毛をカットする飼い主さんは結構多いんですが、正直ここの部分が目にかかることはほぼありません。

なおかつ、マズルのサイドがなくなってしまうと、丸いお口を作ません。

なので、希望のカットがある場合、絶対にいじってはいけないポイントです。

自分でカットするときの注意点

間違ったやり方でカットをすると、大事故につながる危険があります。

次のポイントを踏まえた上で充分注意をして行うようにしてください。

  • 絶対無理はしない。
  • 刃先犬に向けない
  • ペット保険に加入する

1つずつポイントを説明していきます

絶対に無理をしない

まず、大前提として絶対に無理矢理やらないでください。

基本的に、お家でのセルフカットは「愛犬に対する愛情」だと思っているので、どんどんやってかまいません。

しかし、愛犬が嫌がるなら話は別です。

嫌がる犬を押さえつけて・・・・。

なんてことをしたら、トリミングが嫌いになることはもちろんですが、大ケガにつながる可能性が高いです。

さらには、飼い主さんに不信感を抱き、警戒するようになります。

実際、私が知っているワンちゃんの中には、自宅でトリミングを始めたら、飼い主に噛みつくようになった子もいました。

少しでも嫌がるようなら、トリミングサロンでプロにやってもらいましょう。

刃先を犬に向けない

犬 目の周りカット ハサミの向き

刃先を犬に向けないでください。

当たり前と思うかもしれませんが、切ることに夢中になると意外とやりがちです。

どんなに大人しい子でも、急に動く可能性はあります。

その時に、刃先が犬側に向いているとかなり危険です。

刃先は必ず、犬と反対方向、または横向きにしてください。

ペット保険に加入する

ペット保険への加入は済んでいますか?

「意外とうちの子は健康だから~」加入していない飼い主さんいるんです。

仮に病気知らずな犬でも、急な事故やケガがあるかもしれません。

そんな時にペット保険に加入していると安心なんです。

目周りカットと何の関係が、、、と思うかもしれません。

しかし、セルフカットはケガと隣り合わせです。

セルフカットでケガをした犬をたくさん見てきたからこそ、自宅でカットをするならペット保険に入ってほしいんです。

私のお客様の中にはこんなケガをさせてしまった飼い主さんもいます。

毛玉と間違えて皮膚を切ってしまった人

バリカンで愛犬の眼球を傷つけてしまった人

こんなまさかの事態に備えて、ペット保険に加入しましょう。

ペット保険は加入条件に、年齢が設定されている保険がほとんどなので、早めの加入をおすすめします。

怪我をさせる可能性もある

目元をカットしてあげたい気持ちはよく分かります。

それに、私は自宅トリミングが悪い事だとは思っていません。

しかし、「怪我をする可能性がある」ということは、必ず覚えておいてください。

大事なのは、ケガを想定して行うことです。

  • 病院がやっている時間を確認
  • ケガの対処法を知る

この2つを事前に確認しておくことが大切です。

では、ひとつずつ解説していきます。

セルフトリミングは病院がやっている時間に

セルフトリミングは、怪我をさせてしまう可能性があります。

そのため、動物病院が開いている時間を狙って行ってください。

平日の日中が好ましいです。

かかりつけ医が休みの日・日曜・祝日、夜の時間は避けましょう。

なかには、夜間救急をやっている病院もあります。

しかし、夜間救急では応急処置しかできない、、なんて場合もあるので昼間に行うのが無難でしょう。

もしも怪我をさせてしまったら

セルフトリミング中にケガをさせてしまった場合の対処法を紹介します。

1.焦らない

まずは、落ち着きましょう。

大きく深呼吸をしてください。

2.圧迫止血

部位にもよりますが、ひとまず圧迫止血をします。

折りたたんだガーゼやコットンを当てて、傷口を圧迫してください。

10分程度圧迫していると、出血は徐々に止まってくるはずです。

ハサミで切った傷は、深くなりがちです。

その場合、すぐに出血が止まらないかもしれません。

10分やっても血が止まらない時は、止まるまで圧迫止血を続けてください。

3.動物病院に連絡

出血が止まったら、動物病院に連絡しましょう。

自己判断で薬は塗らないでください!

たまに、「怪我をしたから、家に合った人用の軟膏をぬった」なんて話を聞きます。

しかし、自己判断での薬の塗布、ましてや人間用を塗るのは推奨できません。

なにも塗らずに、動物病院へ連絡し指示を仰ぎましょう。

なるべくプロに頼もう

ママの愛情が詰まったセルフトリミング。

勝手に切らないで!!というサロンもあるかもしれません。

しかし、私としては、知識を身につけ、安全に行えるなら、どんどん切っていいと思っています。

今回は、希望のカットがある方向けに、次回のトリミングに影響しない目元カットの仕方を解説してきました。

おさらい

おさらい
  • 鼻の上の毛だけをまっすぐ切る
  • 鼻の横の毛を切ったら、理想のカットにはならない
  • 嫌がる時は無理にやらない
  • 怪我をしたら圧迫止血をしてから病院に連絡

トリミングには危険がつきものです。

少しでも不安感があるなら、無理せずプロに頼みましょう。

目周りのカットだけなら、500円前後でやってくれますよ。

それでも自宅でトリミングがしたいのであれば、我が子の安全のためにも、ペット保険に加入し、動物病院の営業時間を確認したうえで行ってくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました