子犬用市販ドッグフードおすすめ│プロが教える安全フード12選

子犬の時期は、成長のためにたくさんの質の良い栄養をとらなくてはいけません。

質の良い栄養を取るためには、質の良いドッグフードが必要です。

質の悪いフードには、発がん性物質や人間の食品に使えない部位を集めて加工したもの食材が含まれている場合があり、犬の健康に大きな被害をもたらす可能性があります。

成長のために大事な時期だからこそ、子犬に与えるものはこだわってください。

この記事では、市販で購入できるフードの中から、安心安全なドックフードを12商品紹介していきますよ！

気になるコスパ面もしっかり検証したので参考にしてくださいね！

フードの選び方も分かりやすく解説しているので、いま与えているフードが当てはまっているかのチェックをしてみてくださいね！

子犬用ドッグフードを選ぶ5つのポイント

子犬用のドッグフードを選ぶ時のポイントは次の5つ！

この5つの基準を満たすドッグフードを選ぶのがおすすめですよ。

それでは、ひとつずつ解説していきますね。

①総合栄養食である

子犬向けのフードを選ぶときは、「総合栄養食」と書いてあるフードを選びましょう。

総合栄養食のフードは、フードと水だけで必要な栄養素を摂取できる栄養基準を満たしたドックフードのことです。

「総合栄養食」とは、ペットフードのうち、犬又は猫に毎日の主要な食事として給与することを目的とし、当該ペットフードと水だけで指定された成長段階における健康を維持できるような栄養素的にバランスのとれた製品であって「ペットフード公正取引協議会」の定める試験の結果を基に定められています。

引用元：一般社団法人ペットフード協会

すごいスピードで成長していく子犬は、必要な栄養素が多いので栄養バランスを重視しなくてはいけません。総合栄養食は、フード1つで栄養バランスがしっかり整えられているので、子犬には得におすすめなんです。

バランスの良い食事は、子犬の骨や歯にも良い影響を与えてくれますよ。

②原材料が詳しく書いてある

ドッグフードの原材料が詳しく書かれているものを選びましょう。

食材の産地や肉・魚の種類までしっかり明記されていることが重要です！！

食材の産地などが詳しく書かれているフードは、かなり品質が高い証拠です。逆にあいまいな表現で記載されているフードは安全性が疑わしいので避けるのが無難でしょう。

ちなみに、ヒューマングレードと記載のあるフードは「人間が食べられる品質の新鮮な食材を使用している」という意味なので、これも質の高さの証明になります。

③動物性タンパク質の割合が多い

子犬のフードは、動物性タンパク源を多く含むものが適しています。つまり、肉や魚が主原料になっているフードのことです。

子犬に与える場合、動物性タンパク質は最低25%以上含まれているものが良いでしょう。動物性タンパク質は植物性タンパク質よりも消化しやすく、必須アミノ酸も多く含まれています。そのため、未発達な子犬に胃腸に優しいんです。

ドックフードを選ぶときは、原材料や成分表をしっかり確認しましょう。

④粒の大きさ

子犬は歯が小さくて弱いので、粒の大きさや硬さも気にしてあげましょう。

粒が大きすぎると食べにくく、喉につまらせる可能性があります！逆に粒が小さすぎると、噛まずに飲み込んでしまい消化不良や肥満につながる可能性があります。

おすすめの粒の大きさは、犬種などによって変わってきます。

愛犬の口の大きさや食べ方などに合わせて選ぶことが重要です。

⑤使われている添加物やアレルギー源が少ない

ドッグフードは、できるだけ必要のない添加物が使われていない物を選びましょう。添加物の中には、愛犬の健康に悪影響を及ぼす可能性のあるものがあります。

添加物以外でも注意してほしいのが穀物です。「小麦やトウモロコシなどの穀物」や「大豆」「イモ類」などの植物性タンパク質は、アレルギーの原因になりやすいです。

品質や安全性に問題がある可能性アリ！な添加物を表にまとめました。

以上が避けるべき不要な添加物一覧です。

BHA, BHT, エトキシキン,亜硝酸ナトリウムは、過剰摂取による危険性からペット安全法で使用上限が決められている成分です。

ドッグフードは、有名=安全ではありません。

CMなどでもお馴染みの超有名メーカーや病院でよく目にするフードメーカーが「絶対買ってはいけないリスト」で紹介されているなんてザラです。

ドッグフードの中には、人間の食品への使用が禁止されている添加物が含まれている場合もあるんですよ。

トリマーつきこ

ドッグフードは、メーカーではなく、中身で選びましょう。

子犬向けのドッグフード14社を徹底比較

子犬におすすめ！本当に良いドッグフードランキング・獣医も推薦

今回は、子犬におすすめのドッグフードを以下の4つの観点から総合的に評価し、ランキングを作成しました。

今回紹介しているフードは、獣医師からも高い評価を受けているものばかりです。プロとして、本当に良いものだけを厳しく厳選しましたのでぜひ参考にしてくださいね。

①モグワンドッグフードチキン&サーモン 全犬種年齢対応

文句なしに安全なフード1つ目は、モグワンドッグフードチキン＆サーモンです！

モグワンは、ペット先進国・イギリスで製造された鶏肉とサーモンが主原料のドッグフードです。鶏肉は筋肉の発達や回復に、サーモンは、皮膚や毛ツヤに良い影響があります。

モグワンドッグフードには、人工香料や着色料が一切使用されていません！さらに、人間も食べられるヒューマングレードの原材料を使ったグレインフリーのフードです。

1日当たりの価格はおよそ176円！※4ヶ月・3キロの子犬を想定して算出

コストの面でも申し分なしです。

粒の大きさは、ツナギとなる穀物を使用していない為、8～12ミリとサイズ感にばらつきがあります。中には、12ミリ程度の中粒サイズの混ざっているようですが、基本的には子犬も食べやすい小粒サイズです。

モグワンはマジックテープ付きのチャックを採用しています。保存性がいいだけでなく、めちゃくちゃ開け閉めがしやすいのでおすすめですよ！

②K9ナチュラル　ラム＆キングサーモン・フィースト

K9ナチュラルは、肉類を90％以上使用したフードです。

原材料は、全てヒューマングレードのものを使われていて、添加物も自然素材のみを使用しているので安全面に関して文句なしの◎！！

ヒューマングレードとは、人間に提供されているものと同程度の品質の食品のこと

粒は1～2.5㎝と大粒ですが、フリーズドライなのでとても柔らかく指でほぐせます。水でふやかして与えれば、子犬でも食べやすいフードですよ。

余計なものを一切使用しないフードを与えたいのならK9ナチュラル一択でしょう。

気になる食いつきも申し分なしで、「食いつきが良い！」という口コミがたくさん見つかりました。私のトリミングサロンでも取り扱っていますが、K9は一番リピート率の高いフードです！

正直、コストは高品質なだけあって、1日あたり574円と高めだよね

安価なフードを探している人にはデメリットといえるでしょう。
コストが気になるなら、いつものドライフードにトッピングとして使うのもかなりおすすめですよ！

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③このこのごはん

このこのごはんは、無駄な添加物が一切使われていない高品質なドッグフードです。コストは、100ｇあたり327円と少しお高め。しかし、このこのごはんは価格の高さも納得の品質が特徴です。

原材料は、全て人間基準のものを使用し、凝固剤や保存料、酸化防止剤などが使われていません。原材料や成分表がすべて公開されている点にも、品質の高さが伺えます。

粒の大きさは、小型犬が最も食べやすいサイズにこだわり、7～8ｍｍに作られています。粒を見ると一目瞭然ですが、粒の形が不ぞろいでイビツなんです。

これぞ、凝固剤というツナギを一切使っていない安全性の証！

このこのごはんは楽天やAmazonでも購入可能ですが、最も安く買えるのは公式サイトです。

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④カナガンドッグフード・チキン

カナガンドッグフードチキンは、安全性と品質管理をとことん追求したドッグフードです。

カナガンドッグフードチキンの原材料は、60％が動物性タンパク質・残りの40％が野菜やハーブ等で構成されています。もちろん、香料や着色料といった添加物は一切使われていません。

タンパク質が多く使われているカナガンは、栄養価・カロリーが高く、100ｇあたりのカロリーは376KCalあります。そのため与える際は給仕量をしっかり確認して与えるようにしましょう。

トリマーつきこ

たくさんの栄養を必要とする子犬にもピッタリのフードです！

カナガンドッグフードは、品質の高さのわりに価格が安いんです！1日当たりのコストはなんと168円！

質とコスパを両立したい方におすすめしたいフードです。

⑤うまか

うまかは安全性も食いつき評価も文句なし！九州の日本料理の名店が作ったドッグフードです。

原材料は、店に出せるレベルの国産食材のみを使用し、メインの鶏肉は自社で育てた銘柄鳥「華味鳥」を100％使用しています。うまかは、あえてグレインフリーにせず、犬に必要な栄養が補える雑穀を配合しています。

粒は、子犬も食べやすい楕円形！サイズも小さめなので、安心して与えられます。

1日あたりの価格は169円とコスパも最強！

選ばない理由が見つからないドッグフードです。

⑥アカナ（パピー）

アカナ・パピーは、動物本来のタンパク質が豊富なドッグフードです。肉類は、70％含まれていて残りの30％は野菜や果物、ハーブで構成されています。「消化の負担になる穀物類」「体に悪影響のある可能性のある添加物」は一切使われていません！

アカナはホールプレイ・スーパーフードが特徴です。家禽類、魚、内臓、軟骨、骨などの栄養素を、栄養価を損なわずに取り入れることができます。

ホールプレイ・スーパーフードとは・・・全ての成分を自然のまま利用し、栄養価の高い食材をふんだんに使った健康志向の食品のこと

アカナパピーは、種類が「小型犬用」「中・大型犬用」の2種類があります。粒の大きさは小型犬が7ｍｍ、中・大型犬は10ｍｍ程度なので愛犬に合わせて選んでくださいね。

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⑦ミシュワン小型犬用

フードで20歳を目指すことをコンセプトに作られた小型犬用ドッグフードです。

国産のかつお節が使われていて袋を開けるとだしのような香りが広がります。芳醇なかつおだしの香りが食欲を誘います。

粒サイズは約9㎜×6㎜、厚さ約2.5mmの小粒サイズで、砕けやすい楕円形なので歯が小さくて弱い子犬やシニア犬にも薦めたいフードです。

ミシュワン小型犬用は、人間用の食品加工を手掛ける工場で製造されており、品質を徹底管理しています。合成保存料・合成着色料を一切使用していないので安心安全です！

1日当たり432円と若干コストは高めですが、1Kgの小さめサイズなので子犬でもフードの酸化や期限内に食べきれないなどの心配がありません。

食いつきや食べやすさを重視するならミシュワン小型犬用がおすすめでしょう。

⑧アランズナチュラルドッグフード・ラム

アランズナチュラルドッグフード・ラムは、アレルギーになりにくいラム肉をたっぷり使ったイギリス産のドッグフードです。アレルギーになりやすい、穀物・乳製品・牛豚肉は一切使用されていません。

良質なたんぱく質とオメガ3・オメガ6の栄養素が入ったアランズドッグフードは、成長期の子犬にもぴったり！

1日当たりの価格も287円とお財布に優しいのも高評価。

粒サイズは、8～10ミリ。子犬や口の小さな小型犬でも食べやすいサイズ感です。

気になる部分としては、原材料名の「野菜類」です。「何が入っているか分からない」という懸念点はありますが、総合的に判断した結果、価格と品質のバランスがいいフードという印象を受けました。

⑨Butch（ブッチ）『無添加ドッグフード』

Butch（ブッチ）「無添加ドッグフード」は、自然素材にこだわった高品質なウェットフードです。

本来肉食の犬には「生肉」を与えるのが理想ですが、生肉をしっかり管理して与え続けるのは現実的ではないですよね。Butchは、独自技術によって、生肉とほぼ同レベルの栄養成分と水分含有量を実現しました。

トリマーつきこ

つまり、腐らせる心配なく、生肉とほぼ同成分のフードを与えられるってこと！

Butchに含まれている動物性タンパク質は、種類によって異なりますが、76.5％～92％とどの種類も高たんぱくです。

もちろん、人工添加物などは、一切使用していない完全無添加フードです！

糖類、小麦、グルテン、イースト、合成色素および人工調味料・合成香料、エトキシキン、プロピレングリコールなどの成分は一切含んでいません。

引用元：Butch公式サイト

Butchは、食いつきに関する口コミも抜群でした！

なにかButchのデメリットをあげるとするなら、それはコストです。1日あたりのコストは、約688円なので、かなりコストがかさみます。

なので、おすすめの与え方はドライフードに混ぜて与える方法です。既存フードに10％ほど混ぜて与えると仮定すると、1日のコストは約50円程度に抑えられますよ！

⑩モグキューブ

モグキューブは、K9ナチュラルと同じくフリーズドライ製法のドッグフードです。

フリーズドライ製法は、加熱処理をしないので栄養価が損なわれず効率よく質の良い栄養素を接種できます。

主な原材料は、ラム、緑イ貝、ブロッコリー。子犬に大切な動物性タンパク質は原材料の74.6％も含まれていますよ。

モグキューブは、高水準の検疫体制が敷かれているニュージーランドで作られているので、安全性も申し分なし！フードとしてだけでなくおやつやドライフードを嫌がるワンちゃんへのトッピングとしても活用できます。

1日のコストは462円とやはり高めですが、同じフリーズドライ製法のK9ナチュラルよりも80円ほど安いので、少しでもコストを押さえたいならモグキューブを選ぶのが良いと思います！

⑪PETOKOTOフーズ・チキン

PETOKOTOフーズは添加物を一切使用しておらず、ヒューマングレードの国産食材を使っています。しかしながら、品質の高い生フードなので、1日あたりのコストは500円と高めです。

悩める飼い主

ちょっと高いな～

生フードにするメリットってあるのかな？

トリマーつきこ

生フードって実はメリットたくさんなんです！

【生フードのメリット】

• 水分量が多く血液循環が良くなるから毛ツヤを保つ。
• おしっこが増えるから尿石になるリスクを減らすことも期待できる。
• 少量でカロリーがしっかり摂れる（子犬や小食の子にピッタリ）

ドライフードの食いつきの悪いとお悩みなら、半量をトッピングとして使うのもおすすめです。

今のフードにトッピングとして使用すれば、コストも抑えられますよ。

⑫ネルソンズ

ネルソンズは、大型犬向けに作られたドッグフードです。

大型犬は小型犬に比べ、消化トラブルが起きやすいと知っていますか？胃腸が弱い大型犬にこそグレインフリーのフードが必要なんです。

悩める飼い主

うちの子たくさん食べるから、

あんまり高いフードはちょっと、、、。

大きい子って食べる量も多いからコストがかさみがちですよね。でもネルソンズなら高品質なのに1日のコストは183円とお財布に優しいんです。もちろん添加物は一切使われていません。

大型犬向けのフードなので粒サイズは大きめです。
※体の小さな犬には食べにくい粒サイズなので、小型犬・中型犬にはおすすめできません。

当サイトイチオシはミシュワン！！

今回紹介した12商品はどれも品質の高いものばかりなので、どれを選んでも間違いありません。

その中で当サイトが一番おすすめしたい商品は「ミシュワン」です。

ミシュワンは粒が小袋を明けた瞬間に薫粒で砕けやすい楕円形なので、歯が小さくて子犬も食べやすいのが特徴です。袋を開けた瞬間にかつおぶしの芳醇な香りが広がります。愛犬も大喜び間違いなし！

気になる品質は、もちろん申し分なし！97.4％の獣医が推奨しています。

オメガ3系脂肪酸をたっぷり含んだ緑イ貝と1兆2000億個の乳酸菌が、綺麗な目元と関節をサポートしてくれます。

小型犬に必要な栄養素をギュギュギュっと詰め込んだスペシャルなフードです！

→ミシュワンの公式サイトを見る

子犬用ドックフードについてよくある質問

子犬におすすめのドッグフードの与え方は？

犬は消化器官が未発達なので、ドライフードを与える場合はぬるま湯でふやかして柔らかくしてあげましょう。ふやかす時間はパッケージに記載されている場合がありますが、目安としては10分程度です。

子犬は食べられる量が少ないので、ご飯は1日に3～4回に分けて与えましょう。目安量は体重の3～5%程度です。フードのパッケージに給仕量が記載してあるので、確認してくださいね。

子犬は成長期なので、高タンパク・高カロリー・高栄養のフードを選びましょう。

子犬は歯が小さいので、粒の大きさや硬さにも注意しましょう。小さめで柔らかい粒のフードや、子犬用に作られたフードがおすすめです。

子犬がドッグフードを食べない原因は？

子犬がご飯を食べない原因は、大きく分けて以下のようなものがあります。

• ストレス・生活環境の変化による不安
• ご飯の量が多い
• おやつのあげすぎ
• ご飯が食べづらい・おいしくない
• 体調不良・病気
• 誤飲誤食
• 成長の過程

それぞれの原因に合わせた対処が必要です。

→子犬がご飯を食べない理由を詳しく見る

子犬に与えるドッグフードの正しい量と回数は？

子犬のドックフードの量と回数は、子犬のサイズや成長段階によって異なります。一般的な目安は以下の通りです。

• 6～12週齢：一日に4回食事を与える。水分の多いフードをふやかして与える。
• 3～6ヶ月齢：一日に3回食事を与える。高タンパク・高カロリー・高栄養のフードを選ぶ。
• 6～12ヶ月齢：一日に2回食事を与える。大型犬はこの期間に成犬用フードに切り替える。
• 成犬：一日に1～2回食事を与える。運動量や体重に合わせてフードの量を調節する。

食事の量は、フードのパッケージや獣医師の指示に従って決めましょう。食事は決まった時間と場所で与えるようにしましょう。

まとめ